ヘアケア

ヘアオイルがべたつくのはどうして?理由と対処法を解説します!

ヘアオイルがべたつくのはなぜ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「日々のヘアケアにヘアオイルを取り入れたのになんだかべたつく。」

そのような経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

ヘアオイルを使った際に、べたついてしまうのは、「そのヘアオイルを初めて使う」のか、それとも「今まで使っていて、突然べとつきだした」のかで原因も対策も変わってしまいます。

  • ・初めて使うヘアオイル:ヘアオイルの成分や使い方に問題がある
  • ・今まで使っていたヘアオイル:別のヘアケアアイテムや生活習慣

そこで本記事では、ヘアオイルがべたついてしまう理由と、べたついてしまった際の対処法について解説します。

初めて使うヘアオイルがべたつく理由

初めてヘアオイルを使って合わない理由3つ
初めてヘアオイルを使って合わない理由3つ

初めてヘアオイルを使って合わない理由として、次の3つが考えられます。

  • 使用量・塗り方が間違っている
  • そもそもヘアオイルが合わない・新しいヘアオイルが合わない
  • ・ヘアオイルが重すぎる
  • ・シリコンとオイルの種類が髪にあっていない

ヘアオイルの正しい使い方もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

使用量・塗り方が間違っている

ヘアオイルの使用量が間違っていると、ベタつく原因になってしまいます。

ヘアオイルの使用量は、髪の長さによって使い分けるのがおすすめです。

目安としては、ショートヘアの方は1〜2プッシュ、ミディアムヘアの方は2〜3プッシュ、ロングヘアの方は3〜4プッシュほどです。

使用する商品の外箱などに使用量が記載されているものもありますので、チェックしてみてください。

はじめは少なめに使用して、少しずつ量を調整すると失敗しにくくなり、おすすめですよ。

また、ヘアオイルの塗り方が間違っていると、べたつきやすくなってしまいます。

ヘアオイルをドライヤー前に使用する場合は、タオルドライのあとヘアオイルを手のひらに適量とり、毛先を中心になじませます。

この時、髪の毛全体ではなく毛先を中心になじませるのがポイントです。

髪の毛の根元まで塗ってしまうと、根元は皮脂や汗が多いためべたつきの原因になってしまいます。

ヘアオイルをスタイリング剤として使用する時も同じで、毛先を中心にもみこむように使用しましょう。

そもそもヘアオイルが合わない新しいヘアオイルが合わない

ヘアオイルを変えたらべたつくケースはよくある
ヘアオイルを変えたらべたつくケースはよくある

ヘアオイルをつけるとべたついてしまうという方は、ヘアオイルが合っていない可能性があります。

一言で「ヘアオイル」と言っても、髪質や叶えたい髪の状態によって適したものは違います。

たとえば、皮脂が多く、もともと髪がべたつきやすい方にはヘアオイルが合わないことも。

そのような場合は、しっとりとした質感ではなく、サラッとした質感のものに変えてみるのもおすすめです。

自身の髪質やなりたい髪のイメージに近づける商品を選ぶと良いですよ。

新しいヘアオイルに変えてからべたつくようになってしまった、という方は、新しく変えたヘアオイルが合っていない場合があります。

現在はさまざまな種類のヘアオイルが発売され、ドラッグストアで手軽に手に入るため、いろいろなものを試したくなりますよね。

また、自分の髪の毛に合ったものを探そうとすると、やはり新しいものへの挑戦は避けては通れません。

そのようにして新しく変えたヘアオイルがべたついてしまう時は、残念ですがその商品が自分の髪の毛に合わなかったと考えたほうが良いです。

合わないものを使い続けると髪の毛へのダメージとなってしまう可能性もあるため、もったいないと感じても使い続けるのはおすすめしません。

ヘアオイルが重すぎる

ヘアオイルが髪の毛に対して重すぎる
ヘアオイルが髪の毛に対して重すぎる

ヘアオイルの質感が重すぎることも、べたついてしまう原因です。

多くのヘアオイルには「しっとり」や「サラサラ」など、そのヘアオイルを使うことで叶えられる質感に違いがあります。

ヘアオイルを選ぶ際は記載の質感を確認し、自分の叶えたい髪質に近いかどうかもみると良いですよ。

商品によって質感の度合いが違うため、今使っているヘアオイルがベタつく方は、より軽い質感のヘアオイルに変えてみるのもおすすめです。

シリコンやオイルの種類が髪の毛に合わない

シリコンやオイルが髪質と合わずべたつくときがある
シリコンやオイルが髪質と合わずべたつくときがある

髪の毛がべたついてしまう場合、ヘアオイルに含まれているオイルやシリコンの種類が髪の毛に合っていない可能性もあります。

ヘアオイルに使われるオイルは大きく3つに分類されます。

  • 動物性オイル:スクラワンなど
  • 植物性オイル:アルガンオイル、ホホバオイルなど
  • 鉱物油:ワセリンなど

これらのオイル成分そのものが髪に合っていない場合、べたついてしまう可能性があります。

また、シリコンが髪に合わない場合もあります。

シリコンとは髪をコーティングし、絡まりにくく指通りの良い髪の毛に近づけるものですが、シリコンが髪に合わない場合もべたついてしまう原因になってしまうのです。

成分を見るのは難しく感じるかもしれませんが、商品を選ぶ際に手元にあるヘアオイルとは違う成分が入っているものを選んでみると、自分に合ったものを見つけやすくなるかもしれません。

今まで問題なかったヘアオイルが突然べたつく理由

次に、今までは問題なく使えていたヘアオイルが突然ベタつくようになってしまった理由について解説します。

理由として、主に次の3つが考えられます。

  • シャンプーやリンスのすすぎができてない
  • シャンプー・リンスが合っていない
  • 皮脂が過剰分泌している

ひとつずつチェックしていきましょう。

シャンプーやリンスのすすぎが足りずビルドアップしている

すすぎが足りず髪に成分が残った状態でヘアオイルをつけている
すすぎが足りず髪に成分が残った状態でヘアオイルをつけている

シャンプーやリンスをしっかりすすげていない場合、ヘアオイルを使った時にべたつく原因になる可能性があります。

特にリンスを流す時は、すすぎが不十分でも気づきにくいです。

あまり流しすぎるとリンスの効果が薄くなってしまうので、髪の毛を触った際にぬるつきがなく、スルッとした指通りの状態程度まで流すのを心がけましょう。

また、髪の毛にシャンプーやリンスに含まれるシリコンが蓄積してしまう「ビルドアップ」という症状も考えられます。

髪のビルトアップ

シリコンは油性成分のため、髪の毛に蓄積してしまうとべたつきを感じるのです。

シャンプー・コンディショナーが合っていない

シャンプー・コンディショナーとの相性が悪い
シャンプー・コンディショナーとの相性が悪い

普段使っているシャンプーやコンディショナーが髪質に合っていない場合も、ヘアオイルをつけた際にべたついてしまうことがあります。

シャンプーやコンディショナーは、商品によって洗浄力や保湿力が違います。

皮脂が多い方が洗浄力の弱いシャンプーを使うと油分が落としきれず、油分が髪の毛に残ったままになりやすいです。

また、お使いのコンディショナーが髪質に対して重すぎる質感だと、ヘアオイルと相まってべたつきを引き起こしてしまう場合もあります。

ヘアオイルのせいでべたついていると思いがちですが、実はシャンプーやコンディショナーが原因かもしれません

詳しくは「シャンプー変えたら髪がべとつく」の記事をご覧ください。

皮脂が過剰分泌をしている

皮脂が何らかの原因で過剰分泌を起こしている
皮脂が何らかの原因で過剰分泌を起こしている

皮脂の過剰分泌が起こっている状態でヘアオイルをつけてしまうと、「今までは問題なかったのに急にベタつくようになった!」と感じるかもしれません。

脂っこい食事を多くとり続けたり、ストレスが過剰になっていることや、紫外線を浴びる機会が多くなったりすると、皮脂の過剰分泌が起こり、べたつきの原因になる場合があるため注意が必要です。

また、もともと皮脂が多めの方で、しっかり洗い流そうと洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎてしまうと、頭皮の皮脂が足りなくなってしまうことがあります。

皮脂が足りなくなると、足りない分を補おうとより多くの皮脂を分泌するようになり、さらにべたつきやすくなってしまうのです。

脂質の多い食事やシャンプーのしすぎに注意しましょう。

べたつかないヘアオイルのつけ方

ヘアオイルは正しい使い方をするとべとつかず髪がサラサラしっとりに!
ヘアオイルは正しい使い方をするとべとつかず髪がサラサラしっとりに!

ヘアオイルを上手に使い、艶やかな髪の毛になりたいですよね。

ヘアオイルは成分も大切ですが、つけ方によっても仕上がりが左右されます。

そのため、正しくヘアオイルをつけることが大切です。

では、ベタつかないヘアオイルのつけ方をチェックしましょう!

ドライヤー前に使用する場合

  1. しっかりを髪の毛をタオルドライします
  2. ヘアオイルを適量手のひらに取り、手のひら全体に広げます
  3. 髪の毛先を中心に、中間くらいまでなじませます
  4. ドライヤーでしっかりと乾かします

スタイリング剤として使用する場合

  1. 髪が乾いた状態で、アイロンなどでセットします
  2. ヘアオイルを適量手のひらにとり、手のひら全体に広げます
  3. 毛先を中心に手ぐしを通すようになじませます
  4. 手に残ったわずかなオイルを髪の毛の表面や前髪につけます

ドライヤー前に使用する場合も、スタイリング剤として利用する場合も、「手のひらに広げる」「毛先を中心になじませる」の2つがべたつかないためのポイントです。

髪の毛をしっとりさせるために、ヘアオイルを髪につけたまま寝ても大丈夫か気になる方はこちらの記事を合わせてご覧ください。

https://r-and.co.jp/2024/03/02/post-2242

ヘアオイルをつけすぎてべたついた時の対処法

ヘアオイルをつけすぎてべたついてしまったけれど、洗い流せない場面もあるかと思います。

そのような緊急事態の時の対処法を2つ紹介します!

  • ベビーパウダーや皮脂吸収パウダーを使用する
  • 髪のアレンジやヘアアイテムでごまかす

どちらも簡単ですがしっかりと対処できるのでおすすめですよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ベビーパウダーや皮脂吸収パウダーを使用する

ベビーパウダーや皮脂吸収パウダーを使用すれば、ヘアオイルをつけすぎてべたついてしまった髪の毛をサラッとさせることができます。

ヘアオイルは皮脂と同じ油分なので、パウダーが油分を吸収し、べたつきを軽減してくれるのです。

パウダーを髪につける際は、付属のパフではなく、指に少量ずつとって髪にぽんぽんとなじませるのがおすすめです。

パウダーはつけすぎると髪が白くなってしまうので、少しずつつけていくと良いですよ。

また、パウダー自体に色がついていると少量でも髪が白くなる原因になりますので、クリアタイプを使うようにしましょう。

髪のアレンジやヘアアイテムでごまかす

パウダーでも髪のべたつきをごまかせない時は、思いきってヘアアレンジやヘアアイテムでごまかしてしまうのもおすすめです。

ウェットな質感はアレンジしやすいので、編み込みやお団子ヘアにしてしまうと自然にごまかせます。

髪が短い方は、外はねなどにして「ウェットなスタイリング感」を演出すると良いですよ。

さらに、バレッタやヘアクリップを用いてまとめ髪にするとべたつき感が目立ちにくくなります。

ヘアオイルをつけすぎてしまっても、身の回りのアイテムをうまく使って上手にごまかしましょう!

ヘアオイルを上手に使って、べたつきのない髪を目指そう!

本記事では、ヘアオイルがべたつく理由やその対処法について解説しました。

ヘアオイルがべたついてしまう理由は、ヘアオイルそのものに原因がある場合と、シャンプーやリンスなどが原因になっている場合があります。

また、使い方によってもべたつきを感じやすくなります。

ヘアオイルがべたついてしまっても対処方法はありますが、できればべたつかずに使いたいですよね。

本記事を参考に、ぜひヘアオイルを上手に使ってください!