コスメ部のSGDsの取り組み

コスメ部は、美容や化粧品に関する情報をお届けするだけでなく、地球環境にも優しい選択をサポートしたいと考えています。持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任 つかう責任」に共感し、これを推進するための情報を発信しています。私たちと一緒に、美しさと環境保護の両立を目指しましょう。


化粧品プラスチックボトル


化粧品業界におけるプラスチック

多くの化粧品は、美しいパッケージに包まれています。多くはプラスチック製です。このプラスチックは、使用後に適切に処理されないと、環境に大きな負荷を与える原因となります。例えば、プラスチックが自然分解されるまでに数百年かかり、その間に生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。

化粧品業界もこの問題に取り組んでおり、日本化粧品工業連合会の調査によると、2021年度のプラスチック容器包装使用量は約36,100トンでした。これは、詰め替え・つけかえ製品の普及などにより、前年度と比べて約5,000トン削減された数値です。


シャンプーのゴミによる海洋汚染

シャンプーのゴミによる海洋汚染は深刻な環境問題の一つです。主な汚染源は以下の通りです:

  1. プラスチック容器: 多くのシャンプーボトルはプラスチック製で、適切に処分されないと海に流出し、マイクロプラスチックとなって生態系に悪影響を及ぼします。
  2. 化学成分: シャンプーに含まれる界面活性剤、防腐剤、香料などの化学物質が海に流れ込むと、水質汚染や海洋生物への悪影響を引き起こします。
  3. 過剰包装: 不必要な包装材も海洋ゴミの一因となっています。

つまり、使用者、そして家庭内で、シャンプーの容器と中身を適切に処理をしないことで、海洋汚染につながってしまいます。

これらの問題に対処するため、以下の取り組みが進められています。

  • 生分解性の容器や詰め替え用製品の開発
  • 環境に優しい成分の使用
  • 包装の削減
  • リサイクルシステムの改善

一部の化粧品メーカーの取り組みにより、プラスチックの使用料は減少しつつありますが、個人レベルでも、環境に配慮した製品を選ぶことや、適切な廃棄方法の実践が重要です。

海洋汚染対策には、企業、政府、消費者が一丸となって取り組む必要があります。

化粧品容器の正しい処分方法を調査

自治体ごとのシャンプーの捨て方

2024年3月にWEBクラウドアンケートを行ったところ、シャンプーの処分方法をご存じの方はわずか32%でした。3名に2名は間違った捨て方でシャンプーを処分している可能性があります。※シャンプーの捨て方・処分方法の調査

本来の処分方法は以下の通りです。

  • プラスチック容器: 基本的には、プラスチック容器は「プラスチックゴミ」として分別されますが、蓋やスプレー部分など異なる素材が使われている場合、取り外して分別することが推奨されます。
  • ガラス容器: ガラスは「不燃ゴミ」または「リサイクルゴミ」として分別する必要があります。ラベルやキャップを外すことを忘れずに。

私たちは、コスメ部の読者の皆様が化粧品のプラスチック容器を適切に処分するための情報を提供しています。

コスメ部のSDGsへの貢献

SDGs

コスメ部は、持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任 つかう責任」に共感し、これを推進するための活動に取り組んでいます。

  • 分別意識に関する調査と情報発信: ユーザーの皆様の声を収集し、問題の把握と改善策の検討に役立てます。

これらの活動を通じて、コスメ部では、美しさと環境保護の両立を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

化粧品の捨て方記事コンテンツ

化粧品の正しい捨て方と意識調査の結果などを記事コンテンツとして掲載しています。化粧品の捨て方カテゴリーにて記事コンテンツを追加していく予定です。